設立までのストーリー

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発端となった出来事

障がい児Aちゃん(友人の娘)が幼稚園の年長さんの頃、代表理事高橋は、看護師として働きながら、たびたびお手伝いに行っていました。
Aちゃんが小学校に上がる直前に、パパが脳出血で倒れ、一家の危機。
周りの看護師にも声をかけ、看護師約20名でボランティアナースチームを作り、Aちゃんの小学校の付き添いや、発熱時には泊まりに行くなど、約4年間のサポートをしてきました。

人と人とがつながる場をつくりたい

この体験を医療職者に話すと、「私もそんな支援がしたい」「在宅分野で働いていると、このような需要はすごく多い」と、共感や賛同の声をいただきます。
また、家族のケアに携わっている人たちに話すと、「私もそんなサポートが受けられたらいいな…」「親の介護をしていたときに、サポートしてもらいたかった」という声も、たくさんあります。
この両者がつながり合い、直接手を取り合うことのできる場を作りたい!
医療福祉の資格を持っている人と、そのサポートが必要な人をつなぐ、橋渡しをしたい!
と考えるようになったのです。

NPO法人あえりあ設立

2020年は、アクセラレータープログラムへの応募や、スタートアップスタジオでの面談など、「さぽんて」の元となった企画書を実現させてもらえる場所を探していました。
営利目的の法人格では、思い描いている社会課題の解決とズレが生じるように思い、NPO法人として活動することを決め、2021年7月1日にNPO法人あえりあ成立となりました。