パラスポーツ体験会に参加する障害児家族のサポート体験

2025年8月11日(月・祝)に札幌市の北区体育館で開催されていた、パラスポーツ体験会「みんなのあそびば」に参加する障害児家族のサポートを、「さぽんて」に登録する“さぽメン(サポートする有資格メンバー)”である作業療法士さんが体験し、インタビューさせていただきました。

パラスポーツ体験会に参加

障害児と母親のペアが3組と、「さぽんて」を運営するNPO法人あえりあ代表理事の高橋(医療的ケア児や重症心身障害児の看護経験あり。)、前述した作業療法士さんで、パラスポーツ体験会に参加しました。

当日の様子は、こちらの記事をご覧ください。

イベント参加のサポートを体験した感想

身体を使って遊ぶ場だったので、どのようにお手伝いするのが良いか迷いながらでした。
子どもたちが、お母さんの問いかけに頷きなどで返答して、自分で選んで楽しんでいて、お母さん同士も楽しんでいる様子で、ご一緒できてとても嬉しかったです。

「そんなこともできちゃうんだ」と驚き

人工呼吸器をつけている子が、トランポリンで遊べることに、すごく驚きました。
(お母さんはトランポリン上に座ってスタンバイしてもらい、バギーからトランポリンまでの間は高橋が抱っこして、トランポリン上のお母さんに子どもを受け渡す。その間、もう1人が、蛇管がひっぱられないように注意しながら人工呼吸器を持ってついてくる。)

仕事では、リスク管理で「危ないことはしない」と考えられがちですが、お母さんと、普段から子どもと接していてサポートできる人手があれば、全力で遊べるんだなと思いました

「はじめまして」での難しさ

感情コンロトールが難しい子は、初めましての私が介入することで、余計に興奮させてしまっても良くないし、難しいなと思いながらも、お母さんが1人で汗だくになってしまうので、何かできることないかなと考えながら荷物を持ったり一緒にいさせてもらいました。

ぜひ経験してみてほしい

障害児と接したことのない「さぽんて」の登録者も、ぜひ参加してみてもらいたいです。
最初は、どきどきしながらの参加でしたが、高橋さんがいるイベントは安心感がありますし、一度参加してみると楽しいと思います。