2026年5月24日、エア・ウォーターの森にて開催した「ウェルフェス2026」 。日本理化学工業株式会社の代表取締役社長である大山隆久氏に講演していただきました。

日本理化学工業株式会社は、チョークをはじめとする画材の製造販売を一貫して手がけ、全従業員の約7割に知的障害があるという先進的な企業として全国から大きな注目を集めています。
大山社長は、「僕らは皆さんにお教えできるようなことは一つもありません。ただ、これまで現場で泥臭くやってきたこと、その結果が皆さんのこれからの参考になれば」と、社員たちとの日々の中で磨かれてきた「人を信じる経営」の本質、そして私たちが目指すべき「真の共生社会」の姿について、語ってくださいました。

そして最後に、大山社長は「働く幸せ」のメッセージで講演を締めくくりました 。
「人の役に立つことが、自分の存在価値を確認することに繋がり、プライドや自信、そして責任感へと育っていきます。それが人からの信頼を生み、『幸せの実感』へと繋がっていくのです。障害者雇用は、決して簡単なものではありません。覚悟を持って真剣に向き合わなければ、お互いが不幸になってしまう現実もあります。しかし、彼らといると、職場の空気が本当に変わります。彼らは格好をつけたり、取り繕ったり、ごまかしたりしない、本当に真っ直ぐな人たちです。労働の現場において、適切な場所と役割があり、安心して生きられる居場所があるならば、彼らは素晴らしい戦力となり、私たちの心を豊かにしてくれる先生になります。誰もが誰かの役に立ち、必要とされる社会を、これからも皆さんと一緒に作っていきたいと思っています」




