『あえりあ』の由来
“助け合える” “支え合える”の
「〜し合える」と、
“出逢える”の「逢える」に、
オフライン・オンラインでの
地域という意味で「エリア」を
かけあわせて、
『あえりあ』
設立までのストーリー
発端となった出来事
障がい児Aちゃん(友人の娘)が幼稚園の年長さんの頃、代表理事高橋は、看護師として働きながら、たびたびお手伝いに行っていました。
Aちゃんが小学校に上がる直前に、パパが脳出血で倒れ、一家の危機。
周りの看護師にも声をかけ、看護師約20名でボランティアナースチームを作り、Aちゃんの小学校の付き添いや、発熱時には泊まりに行くなど、約4年間のサポートをしてきました。
人と人とがつながる場をつくりたい
この体験を医療職者に話すと、「私もそんな支援がしたい」「在宅分野で働いていると、このような需要はすごく多い」と、共感や賛同の声をいただきます。また、家族のケアに携わっている人たちに話すと、「私もそんなサポートが受けられたらいいな…」「親の介護をしていたときに、サポートしてもらいたかった」という声も、たくさんあります。
この両者がつながり合い、直接手を取り合うことのできる場を作りたい!
医療・福祉・介護の資格を持っている人と、そのサポートが必要な人が、つながり合い、助け合えるような、橋渡しをしたい!と考えるようになったのです。
NPO法人あえりあ設立
思い描いている社会課題の解決を実現していくために、NPO法人として活動することを決め、2021年7月にNPO法人あえりあを設立、同年8月より「さぽんて」β版を札幌市でスタートしました。
ビジョン
医療・福祉・介護のすきまに対し、人(医療・福祉・介護の有資格者)と人(地域住民)とが、つながり合い助け合う橋渡し役を担い、支え合える社会をつくります。
ミッション
医療福祉の“すきま”にアプローチ
保険制度ではカバーできないニーズにアプローチし、QOL(Quality Of Life)の向上を図る。
付加価値となる経験を積むチャンスの提供
医療福祉の有資格者が、資格を通して身に着けてきたことを個人として活かす場を提供する。
潜在有資格者の表在化
育児中で現場から離れている有資格者や、現在は他の仕事をしている有資格者が、ライフステージに合わせて資格や経験を活かすことができる機会をつくる。
ミスマッチの軽減
人材採用時のミスマッチは、互いにデメリットとなるため、ミスマッチが軽減する仕組みをつくる。
地域づくり
地域の有資格者が、地域住民の支援をすることで、新しい形の互助となり、地域づくりの一助となる。
災害対策
日常的に「たすけて」と言える場をつくり、災害時にも頼れる人がいる環境をつくる手助けをする。
ロジックモデル
ビジョンの実現に向けて、NPO法人あえりあの活動による受益者の状態の変化・効果を整理し、図示化したものです。(2024年3月)
メディア・助成金・受賞歴
団体概要
団体名称 | 特定非営利活動法人あえりあ |
所在地 | 札幌市中央区 |
設立 | 2021年7月1日 |
代表理事 | 高橋亜由美 |
設立目的 | この法人は、医療福祉分野の有資格者、そのサポートが必要な方々(障がい児者、持病 のある方、高齢者、介護者、妊娠・育児中の方、被災者、その方々が対象となっている団体・法 人等)、医療福祉分野の資格取得予定者に対し、オンライン・オフラインを問わず必要な支援を 企画・運営する事業を行い、医療福祉関連事業と地域づくりに寄与することを目的とする。 |
活動内容 | 1.「さぽんて」 医療・福祉・介護の有資格者と、サポートが必要な人・法人が、つながり合い助け合うプラットフォーム 2.介護予防事業 1)「ココカラ〜ココロもカラダも健康に〜」 2)「ココカラ保健室」 3.イベント・セミナー 1)「介護が必要になる前に知っておこうセミナー」 2)イベント企画・運営 3)他団体とのコラボイベント企画・運営 |
活動実績 | 2021年7月1日 設立登記 2021年8月1日 「さぽんて」β版リリース(札幌市) 2021年9月 「さぽんてzoomセミナー」開始(不定期開催) 2022年5月 「ココカラ〜ココロもカラダも健康に〜」「ココカラ保健室」開始(月1回開催) 2022年7月 「介護が必要になる前に知っておこうセミナー」開始(不定期開催) 2023年5月 他団体とのコラボ企画開始 |