「さぽんて」できょうだい児とお出かけの間のお留守番【体験談】

さぽんて

「さぽんて」を利用して、障がい児のお留守番サポートをしてもらい、きょうだい児とお出かけした医療的ケア児ママからの声です。

リクさぽ
(サポートをリクエストする人)

私には医療的ケアを必要とする13歳と8歳の娘と、いやいや期が本格的になってきた1歳、自由自在にずり這いで私の後追いをする0歳、娘が4人います。

平日は、上のお姉ちゃんズの特別支援学校に付き添いや、仕事をしてます。
医療的ケアや重い障害のある子どもたちのために、デイサービスの会社経営をしています。
自宅にいても、家事や子育ての合間、子どもたちの育児が終わった夜も、仕事をしていて、なかなか子どもたちとゆっくり向き合う時間がありません。


「医療的ケア児」って聞いたことありますか?知っていますか?

きょうだい児(障がい児のきょうだい)

特に3女と4女は年子でもあり、3女自身もまだ赤ちゃんであった時からお姉ちゃんになるということのストレスに加え、そして、上には2人も医療的ケアがあるお姉ちゃんがいるということで、とても特殊な環境で育っています。
本人は、お姉ちゃんズの何でも2つずつある医療機器や医療的ケアのグッズにも慣れ親しんでおり、とても身近ゆえに、普通の子ではおそらくやらないであろう遊びをします。
お人形のお腹におままごとの野菜やくだもののおもちゃを押し当てて「ご飯だよ」と言って、胃ろうに注入するごっこ遊びをしてみたり、お姉ちゃんズにはある胃ろうのボタンが自分には無いことが不思議で「おへそ、おへそ」とお腹を何回もめくって見ます。

最近、おしゃべりも上手になり、めきめきと自我も芽生え、いやいや期も本格的になり、なんでも「いやだ」「食べない」「お出かけしたい」「お買い物したい」「公園いきたい」など、自分の思い通りにならない思いをぶつけてくるようになりました。

下の娘たちが保育園からもらってくる風邪や感染症でお姉ちゃんズも毎月の発熱するようになり、入退院も繰り返してます
私はそんな時は付き添い入院で家を空けます
4女はまだ赤ちゃんですが、コロナ禍では、一緒に連れて行くわけにも、私が一時帰宅することも許されず、うしろ髪ひかれる思いです。

「さぽんて」で叶った3女とのお出かけ

日曜日は、お姉ちゃんズももちろん家にいますし、パパがおやすみで一家でおでかけするとか、ランチをファミレスに食べに行くと言うような、世間一般的な日曜日の家族団欒を過ごすことはできません。
1日中家に閉じこもって4人の娘たちのお世話、介護があります
それでも時間はあっという間に過ぎます。
一日中3女、4女の泣き声、そして、3女の「おでかけしたい、お外いきたい」に、待っててねとごめんねと言うしかありません。
もしくはパパと一緒に行ってもらうしかありません。
私は3女と一緒に公園に遊びに行ったことは数えるほどしかしかありません。
日曜日に使える公的なサービスはほんとんどなく、訪問看護の時間は1時間から1時間半程度と短く、娘たちのケアを一緒にするだけでほとんどが終わってしまい、外出して少しお茶でもする時間をというのはなかなか難しいのです
平日は仕事もあるので、下の娘との時間を過ごしたくても会社の運営をしている身でそれも叶いません。
ですが、できるだけ週末は3女の娘のために時間をとってあげたいと思っていました。
日曜日におでかけしたいと言われてもデイサービスはお休みだし、公的なサービスでは時間も足りずできなかったので、今回、“さぽんて”を利用して3女とパパと私と3人で近くのショッピングモールに行き、ランチをすることにしました

当日は、お姉ちゃんズとさぽメンさんとのお留守番で飽きないように、オンラインでの遊びのイベントに一緒に参加してもらえるように準備してでかけました。
お姉ちゃんズはさぽメンのTさんとは日頃からデイサービスでも仲良くしてもらっているので信頼して遊べたようです。

 

帰宅後に遊んだ様子も教えていただけました。
おむつ交換もしていただけて助かり、今後も安心して利用できると感じました。
3女もパパママを一人占めできる時間を堪能したようです。
今回はありがとうございました!

さぽメン
(サポートする有資格メンバー)

普段、重症児デイサービスで働きつつ訪問看護もお手伝いしているのですが、「きょうだい児との時間をつくることが難しい」「我慢させてしまうことも多い」というお母さんの声をよく聞きます。
しかし、公的サービスでは、日曜日に長時間のサポートをするということは、ほぼできません。

今回のリクさぽさんは、重度な障がい児2人を含む4児のママであり、重症児デイサービスの経営もされていて、てんやわんやな生活をしている様子をみていて、何か手伝えることはないかなと、いつも思っていました。

サポート後に「無理させちゃうかもしれないと思うと、手伝うと言ってくれていても、個人的な連絡でお願いはしにくいけど、さぽんては掲示板に書いたものにリアクションをくれて手伝いに来てくれるから、頼みやすいと思った。」と話していて、頼みやすさもさぽんてのメリットだなと感じました。

さぽんて

さぽんて」は、医療福祉の有資格者と、そのサポートが必要な人が、つながり合い、助け合うためのプラットフォームです。

現在(2021年11月)は、札幌市内にお住まいの障がい児・障がい者とその家族を対象に、ご利用いただいています。
今後、地域や対象者を拡大していく予定です。

NPO法人あえりあ代表理事 高橋の個人ブログ「現役看護師あゆみのブログ」内でも、簡潔にさぽんてを紹介していますので、ご覧ください。

お問い合わせは、
contact@aeria-npo.org

コメント

  1. 久保康子 より:

    要介護1のお婆ちゃんですが、私が仕事をしている為、急きょ朝から仕事が、あるときが有ります、自宅で8時30から2時30分迄留守番して欲しいのですが、年間で10日程です

    • aeria より:

      コメントありがとうございます。
      「さぽんて」に、「リクさぽ」としてご登録いただきますと、ご利用いただけます。