真駒内セキスイハイムアイスアリーナのLIVEにバギーで参加!「さぽんて」活用事例

さぽんて

真駒内セキスイハイムアイスアリーナのバリアフリー状況は、全くと言っても過言ではないほどインターネット上に情報がなく、「さぽんて」を活用してLIVE参加された方からも、ぜひ情報公開してくださいとのご希望もあり、情報共有します。

2023年12月2日(土)、3日(日)に、真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて、「25th Anniversary MISIA 星空のライヴⅫ Starry Night Fantasy」北海道公演が開催されました。

真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

入場前

真駒内セキスイハイムアイスアリーナは、原則、駐車できません
福祉車両用の駐車場もありますが数は少なく、公式ホームページでも、主催者様にご相談くださいと書かれています。
事前連絡で、入場する入り口の指定がありますので、指定の入り口に向かうことになりますが、タクシー、介護タクシー、ご家族の送迎などで、入り口のすぐ近くまで車で入ることは可能です。
ロータリーの入り口に警備員がいるので、事情を話すと案内してくれます。

写真右側の介護タクシーが停まっているあたりは、縁石がありますが、すぐ後方に、縁石のない箇所がありますのでご安心ください。

私達のみでなく、車椅子の方が数名、同じ入り口からスタッフさんの手を借りて入場されていました。

会場内

※建物の中は、撮影禁止となっていたので、写真はありません。

今回のLIVEは、アリーナ席の後方に、車椅子用の特設席(アリーナの観客が立っても見えるように、大人の肩くらいの高さの台)がありました。
特設席は、スロープも作られていましたが、狭いスペースに設置しているため、かなり急で、スロープを登りきった場所で90°の方向転換をしなければならず、バギーでは車輪が落ちてしまいそうなくらい余裕のないスペースでの方向転換です。
(LIVEの主催者や会場設営等によって、車椅子やバギー用の席の場所や設置方法は異なります)
車椅子しか想定されておらず、「バギーの大きさでは、ちょっと大変だなー」という場面もありますが、LIVEの場合はスタッフさんも力を貸してくれるので、物理的なバリアフリーになっていなくてもどうにか対応できる場合が多そうです。

建物に入ってからアリーナ席に入る際、数段の階段があります。
男性スタッフが4名待機してくださっていたので、バギーごと持ち上げてもらって階段をあがりました。
お手伝いしてくださる方は、車椅子は見たことがあっても、バギーは初めて見る場合が多いため、どこを持ってもらいたいか、どこは持たないでもらいたいかなど、注意点を伝えてからお手伝いをしていただきました。
相手は何もわからないことを前提に、注意点と何をしてほしいのかを具体的に伝えることが重要です

さぽんて

医学の進歩や高齢化によって、疾患や障害と共に地域に暮らす方も多い一方で、保険制度内でのサービスのみでは満たしきれないニーズも多く、今後も増えることが予想されています。

この社会課題を解決するべく、NPO法人あえりあが2021年7月に札幌市でβ版をリリースしたのが、医療・福祉・介護の有資格者と、サポートが必要な人が、つながり合い助け合うプラットフォームさぽんて」です。

登録制で、“リクエスト掲示板”に、いつ、どこで、どんなことを、いくらくらいでお願いしたいのかを書き込み、サポートできる有資格者が自ら挙手して有償ボランティアを実施できる仕組みとなっています。

Dream Ticket Project

一般社団法人mudef様による、サポートが必要な子どもたちにエンターテインメントならではの特別な体験や夢につながる機会を提供するプロジェクト“Dream Ticket Project”。

2023年11月からの全国ツアー「25th Anniversary MISIA 星空のライヴⅫ Starry Night Fantasy」に、児童福祉施設の子どもたち計250名が招待されました。

今回のライブ参加は、Mちゃん、お母様、介助者1名を招待していただきました。
ありがとうございます。

助成金

北海道日本ハムファイターズ「スターティング・ナイン」助成事業の一環として、同行・レポート記載の看護師の交通費を、助成金から使わせていただきました。
ありがとうございます。

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